雇用形態が変わる際の注意点

正社員を目指しつつ、アルバイトやパートで働いている方々にとって、正社員登用制度があるかどうかは非常に重要なポイントです。

正社員登用の有無によって、応募するかどうかを決めている方もいるかもしれません。
正社員になる大きなメリットは、まずは社会保険が充実していることです。
健康保険や年金など、自分の財布から支払う必要がありません。
また金銭的な部分でも、メリットは大きいと言えます。月給が上がるだけでなく、ボーナスももらえます。年収に換算すれば、2倍ぐらい違うケースも少なくありません。
その他、正社員になると、社会的な信用度も上がります。車や住宅などのローンを組みやすくなったり、クレジットカードを作りやすくなったりします。

ただし、正社員になれば誰でも幸せになれるとは限りません。
場合によっては、正社員に登用されずに、アルバイトのままで良かったと後悔してしまうケースもあります。

まず正社員になる前に注意しておきたいのが、社員の勤務実態です。
例えば人材が大幅に不足している企業の場合、正社員になることで膨大な残業時間を強いられる可能性があります。せっかく社員になったのに、身体を壊してしまったり、うつ病になったりしたのでは意味がありません。
正社員に登用された後の働き方がどうなるのかは、しっかり確認しておきましょう。なお、もしこれから正社員を目指してアルバイトやパートに応募するのであれば、正社員登用の実績も確認しておきましょう。