転職のミスマッチを防ぐ方法

新卒で就職をしたものの仕事内容が合わず、何度も転職を繰り返す方は少なくないかと思います。学生の間に仕事を見つけなければならないことも関係し、いわゆる雇用のミスマッチが多く発生しています。
幅広く門扉を開いている職種もありますが、それらは概して離職率が高く、就職をしてもまた失敗する可能性があるものです。

そんな中で注目してほしいのが、アルバイトや契約社員で入職した上で正社員を狙う、「正社員登用制度」という方法。
そもそも若手の人材は社会全体で不足しており、企業も有能な人材を求めています。一定期間働いてもらうことで採用人材へのリスクを減らしたいという企業側のニーズにも応えるものとも言えるでしょう。

特に専門性が強い実力重視な業界では、非正規雇用で多くのスタッフを採用し、そこから実力のある人間を正社員登用するケースが多くあります。アルバイトとしてもそれなりに高い時給が確保されており、生活の基盤を維持することが可能ですし、正社員登用によって就職を考える上で一つの道筋となります。

近年では、正社員の仕事は以前とは異なり、定期昇給や多額の退職金などは望めなくなってきました。
しかしやはり雇用は安定しており、月給制での雇用であれば業務の繁閑に応じて給料が変動することは基本的にありません。人生設計をする上で大きな力となるでしょう。
すぐに正社員になることを求めず、アルバイトや契約社員を経由することが意外と近道になる可能性は十分にあります。
自分に合った職種で正社員になるためにも、非正規から目指す方向性を考えてみてはいかがでしょうか。
◆正社員登用制度の内容が気になる方に→《正社員登用制度について知ろう!